共通テストの古文は45点で、本文の内容を問う設問が点数の約半分(2025年・2026年とも23点)を占めます。単語と文法を覚えたあとに残るのは、本文を根拠にたどって選択肢のずれを見つける力です。このページでは、オリジナルの短い古文(1セット5問)と、実在の古典の原文を複数読む共通テスト形式(1セット3問前後)を使って、その力を練習します。
古文の本文76本と、その設問344問を、3つの段階に分けて収録しています(2026年10月時点)。
| 段階 | 本文 | 設問 |
|---|---|---|
| STEP1 短い本文で型を練習 | 10本 | 50問 |
| STEP2 標準の本文 | 46本 | 230問 |
| STEP3 共通テスト形式 | 20本 | 64問 |
| 合計 | 76本 | 344問 |
設問の型は、内容合致(本文との照合)(63問)、語句の解釈(53問)、話し合いの空欄補充(39問)、内容説明(傍線部の言い換え)(35問)、理由・因果の説明(34問)、心情・態度の読み取り(33問)などです。
2026年の共通テスト古文(45点)は、問1(語句の解釈)が15点、問2(文法と前後の内容)が7点、問3が7点、問4・問5が8点ずつで、問3〜5が本文の内容を問う設問でした。共通テスト本試験の6回(2021〜2026年)では、本文の内容(心情・理由・人物)を問う設問と、複数の文章・話し合いの空欄を埋める設問が毎回出ており、和歌は6回のうち4回出ています。このページのSTEP3は、その複数の文章・話し合いの形の練習です。
出典: 大学入試センター 令和7年度試験・過去3年分の試験問題と正解(試験の形・配点)、河合塾・東進の共通テスト分析(国語)(設問の内容)。2026年10月時点の公開情報による。くわしくは共通テスト古文の勉強の順番(過去の傾向から)。
STEP1の最初のセットの本文(まなクエのオリジナルの短い古文)と、5問のうち4問です。答えは「正解と解説」を押すと開きます。画面では本文を出したまま解き、選択肢の並びは毎回入れ替わります。
(注) 大根=野菜のだいこん 心ざし=気持ち・好意
傍線部イ「あまた」の意味として最も適当なものを選べ。
正解: 3 たくさん
「あまた」は、たくさん・数多く、の意。童が洗った大根が庭にいくつも並んでいる様子を述べている。
本文の根拠第3文「あまた庭に並べおきたり」
まちがえやすい点「多すぎる」という文脈から、「すべて」「次々と」と取るひっかけ。
傍線部ア「承りぬ」は謙譲語である。誰に対する敬意を表しているか。最も適当なものを選べ。
正解: 1 僧
「承る」は謙譲語で、聞く内容を言いつけた相手への敬意を表す。ここで言いつけたのは僧なので、敬意の対象は僧である。
本文の根拠第2文「言ひつけたり。童、『承りぬ』と申して」
まちがえやすい点直前の発言に出る客人を選ぶひっかけ。「承る」は言いつけた本人(僧)への敬意。
傍線部エ「顔赤くなりて」とあるが、童の顔が赤くなったのはなぜか。最も適当なものを選べ。
正解: 4 よかれと思ってしたことが、必要以上だったと言われ、きまりが悪くなったから。
僧が「かくあまたは要らず」と言い、童は「よかれと思ひて」したことなので、善意でしたことが多すぎたと指摘され、きまりが悪くなったと分かる。
本文の根拠最終文「よかれと思ひてしたることなれば」
まちがえやすい点僧が叱ったと取るひっかけ。僧は「笑ひたまふ」のであって、とがめてはいない。
本文の内容に合致するものを選べ。
正解: 2 僧は客人の数を告げずに大根の用意を命じ、童は多めに用意した。
僧の最初の言いつけに客人の数はなく、あとで「客人は二人なり」と言っているので、童は数が分からないまま多めに用意したと分かる。
本文の根拠第1・2文と第4文
まちがえやすい点「その夜のうちに」を読み落として翌朝と取る、僧の笑いを怒りと取るひっかけ。
本文を画面に出したまま解きます。短い古文は、傍線部の語句・主語・理由・和歌・心情などの5問のうち4問以上で、共通テスト形式は、本文I・II・会話・解説文・引用文を切り替えながら読む3問のうち2問以上でCLEARです。実在の古典の原文は、著作権が切れた版(國文大觀などの転写)を使い、出典を各セットに表示します。答えたあとは、解説と「まちがえやすい点」で、本文のどこが根拠かを確かめられます。選択肢の並びは毎回入れ替わります。学習の記録は、このブラウザの中だけに保存されます。
共通テスト古文の全体像と勉強の順番は勉強の順番のページに。意味が取れない語は古文単語クイズ、敬語や助動詞で迷うときは古典文法クイズに戻って確かめられます。