FP3級 学習ページ|CH02 リスク管理
保険を使ったリスク管理
保険を使ったリスク管理
保険を選ぶときは、まず家庭や事業にどのようなリスクがあり、事故が起きたときにどれだけの経済的損失が生じるかを整理します。そのうえで、公的保障や貯蓄で対応できない大きな損失を、生命保険や損害保険で補う考え方が基本です。
家庭では死亡・病気やケガ・住宅・自動車・賠償責任など、事業では財産・賠償責任・事業中断など、リスクの種類に合った保険を組み合わせることが大切です。
事業では、従業員の業務上の災害に対して、公的な労災保険に上乗せして補償する民間保険を利用することがあります。
先にリスクを整理し、自力で負えない大きな損失を保険で移す
新しいリスクと保険商品
社会や技術の変化に合わせて、保険商品や補償内容も変化します。サイバー事故など従来とは異なるリスクに対応する商品もあるため、同じリスクを名前に掲げた商品でも、補償する範囲と補償しない場合(免責)は商品ごとの約款で決まるため、商品名だけで判断せず、何を補償し、何を補償しないかを約款や重要事項説明書で確かめます。
新商品も「対象リスク・補償範囲・対象外」を確認
本番の形で解いてみる
4択の確認問題
飲食店が販売した弁当が原因で顧客に食中毒が発生し、店が法律上の損害賠償責任を負うリスクに最も適した保険はどれか。
- 生産物賠償責任保険(PL保険)
- 施設賠償責任保険
- 個人賠償責任保険
- 休業による利益の損失を補う保険
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正解: 生産物賠償責任保険(PL保険)
販売した食品が原因で顧客に損害を与え、事業者が賠償責任を負うリスクには、生産物賠償責任保険(PL保険)が適しています。食品を提供した後に生じた事故はPL保険の代表的な対象です。まちがえやすい点: 店舗施設そのものの管理事故ではなく、販売した食品が原因ならPL保険です。
4択の確認問題
新しいリスクに対応する保険商品を検討するときの考え方として、最も適切なものはどれか。
- 商品名だけで判断せず、対象となるリスク、補償範囲、補償対象外を確認する。
- 新しいリスク向けの商品では、補償限度額だけ確認すれば補償対象外の確認は不要である。
- 同じ種類のリスクを名称に掲げる商品なら、補償範囲も原則として同じと判断する。
- 新商品では従来商品との名称の違いを確認すれば、補償内容の確認に代えることができる。
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正解: 商品名だけで判断せず、対象となるリスク、補償範囲、補償対象外を確認する。
新しいリスクに対応する保険でも、商品名だけでは補償内容は判断できないため、同じリスクを名前に掲げた商品でも、補償する範囲と補償しない場合(免責)は商品ごとの約款で決まるため、約款や重要事項説明書で何を補償し何を補償しないかを確かめます。まちがえやすい点: 新商品ほど「名前」ではなく「補償範囲と対象外」を確認します。
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5問を解く →どこから読むかはFP3の勉強の順番(過去の傾向から)にまとめています。試験に出る数字は勉強の順番のページの一覧にまとめています。このページの数字・制度は、2026年4月1日時点の法令などにもとづきます(2026年10月確認)。