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プログラム言語とコーディング
プログラム言語には、用途や実行環境に応じた特徴があります。あわせて、読みやすく保守しやすいコードを書くための標準や、外部機能を活用する方法を押さえます。
言語ごとの特徴をつかむ
プログラム言語は、コンピュータに処理手順を指示するための言語です。CやC++、Java、Python、JavaScript、Rなどがあり、それぞれ得意な用途や利用される場面が異なります。
JavaScriptはWebページに動きや対話的な処理を加える用途で広く使われます。Pythonは簡潔な記述がしやすく、データ分析やAI、業務自動化など幅広い分野で利用されます。
言語名だけで実行場所を決めつけないことが大切です。JavaScriptはWebブラウザだけでなく、実行環境を用意すればサーバ側でも利用できます。
言語は用途と実行環境の特徴で区別する
読みやすいコードにする
コーディング標準は、プログラムの書き方を組織やチームでそろえるためのルールです。命名規則や字下げ、コメントの書き方などを統一すると、他の人がコードを理解しやすくなります。
処理を小さな機能ごとに分けるモジュール分割も、保守性を高める方法です。処理のまとまりを適切に分けることで、修正や再利用がしやすくなります。
コーディング標準の目的は可読性や保守性の向上です。処理速度そのものを上げることが主目的ではありません。
標準化は読みやすさと保守性を高める
外部機能を活用する
よく使う機能をまとめたライブラリを利用すると、同じ処理を一から作らずに済みます。ソフトウェア同士が機能やデータを利用し合うための接点や仕様をAPIと呼び、Webを通して利用するものはWebAPIと呼ばれます。
ローコードは少量のコード記述と画面操作などを組み合わせて開発し、ノーコードは原則としてコードを直接記述せずに開発します。ローコードとノーコードは同じ意味ではないので区別します。
既存機能の再利用で開発を効率化する
本番の形で解いてみる
プログラム(擬似言語)の問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
次のプログラムを実行したとき、変数sumの値として最も適切なものはどれか。
1○整数型: i, sum 2sum ← 0 3for (iを1から4まで1ずつ増やす) 4 sum ← sum + i 5endfor
- 6
- 9
- 10
- 15
答えと解説を見る
正解: 10
iは1、2、3、4と変化するので、sumは1+2+3+4=10となる。開始値や終了値を含めて繰返し範囲を追うことが重要である。
まちがえやすい点: 1から4までの両端を含めて加算し、途中までの合計で止めない。
プログラム(擬似言語)の問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
次のプログラムを実行したとき、戻り値として最も適切なものはどれか。
1○整数型: x 2x ← 7 3if (x > 10) 4 return 1 5elseif (x >= 5) 6 return 2 7else 8 return 3 9endif
- 1
- 2
- 3
- 5
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正解: 2
x=7ではx>10は偽だが、x≧5は真なので2を返す。条件分岐は上から順に評価され、成立した分岐の処理が実行される。
まちがえやすい点: 最初の条件が偽でも、次のelseifの条件判定を飛ばさない。
基本の問題(このページのために作った問題・本番と同じ四肢択一)
コーディング標準を定める主な目的として、最も適切なものはどれか。
- プログラムごとに異なる命名規則を採用し、作成者を識別しやすくするため
- プログラムの書き方をそろえ、理解や保守をしやすくするため
- 使用するアルゴリズムを統一し、全ての処理時間を同じにするため
- 開発者ごとに自由な記述方法を認め、修正方法を個別化するため
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正解: プログラムの書き方をそろえ、理解や保守をしやすくするため
コーディング標準は、命名規則や字下げなどの書き方をそろえ、可読性や保守性を高めるために用いる。アルゴリズムや実行性能を一律にそろえることが主目的ではない。
まちがえやすい点: コードの書式や表記の統一と、処理方式そのものの統一を混同しない。
この内容を問題で確かめる
読んだところを、本番と同じ四肢択一の10問セットで思い出してみましょう。
ITパスポートの問題を解く →このページの内容は、IPA「ITパスポート試験 シラバス Ver.6.5」(2026年1月公表)の範囲にもとづきます(2026年10月確認)。