理科解説
光と音の性質(反射・屈折・波)|理科クイズ対策
光の性質
- 光は真空中を約30万km/秒で進む(最も速い)
- 光は直進し、鏡に当たると反射する
- 入射角=反射角(反射の法則)
光の屈折
光が異なる物質の境界を通るとき、速度が変わり進む方向が曲がります。
- 空気→ガラス(水):境界面に近づく(入射角>屈折角)
- ガラス(水)→空気:境界面から遠ざかる(入射角<屈折角)
凸レンズと像
凸レンズ(ふくらんだレンズ)は光を集める性質があります。
- 焦点距離(f):レンズの中心から焦点までの距離
- 物体が焦点の外(遠い):実像(倒立・スクリーンに映せる)
- 物体が焦点の内(近い):虚像(正立・大きく見える)
✅ カメラは倒立実像を使う
カメラのレンズは凸レンズで物体の倒立実像をセンサーに映す。虫眼鏡は虚像で拡大して見せる。
カメラのレンズは凸レンズで物体の倒立実像をセンサーに映す。虫眼鏡は虚像で拡大して見せる。
音の性質
- 音は物質(空気・液体・固体)の振動が伝わる波
- 音速:空気中は約340m/秒(光の約100万分の1)
- 振動数(Hz):1秒間の振動回数。多いほど高い音
- 振幅:振動の幅。大きいほど大きな音
- 真空中では音は伝わらない(物質が必要)
光の反射と屈折
- 反射の法則:入射角=反射角(平面鏡)
- 屈折:光が水中→空気に出るとき、境界面から遠ざかる方向に曲がる
- 全反射:光が密から疎の媒質へ進むとき、入射角が大きくなると全反射が起きる(光ファイバーの原理)
| 現象 | 例 |
|---|---|
| 光の反射 | 鏡・水面に景色が映る |
| 光の屈折 | 水中のストローが曲がって見える |
| 光の分散 | プリズムで虹色に分かれる |
凸レンズと焦点距離
凸レンズでは物体の位置によって見える像が変わる。焦点距離をfとすると:
- 物体が2f以上の位置:レンズの反対側に小さな倒立実像ができる
- 物体がfと2fの間:レンズの反対側に大きな倒立実像ができる(プロジェクターの原理)
- 物体がf以内:同じ側に大きな正立虚像(虫眼鏡の原理)
✅ 実像と虚像
実像はスクリーンに映すことができる。虚像は映すことができず、目で直接観察する。
実像はスクリーンに映すことができる。虚像は映すことができず、目で直接観察する。
音の性質
音は波(縦波)で空気などの媒質を振動させて伝わる。音の速さは空気中で約340m/秒(気温15℃)。光(約30万km/秒)より圧倒的に遅いため、雷は光ってから音が聞こえるまでに時間差がある。
- 振動数(Hz)が大きい→高い音
- 振幅が大きい→大きい音
- 音は真空中では伝わらない(光は伝わる)
電磁波の種類と用途
光は電磁波の一種。波長によってさまざまな種類がある:
| 電磁波の種類 | 波長 | 用途 |
|---|---|---|
| 電波 | 長い | テレビ・ラジオ・携帯電話 |
| マイクロ波 | — | 電子レンジ・Wi-Fi・レーダー |
| 赤外線 | — | 暖房・リモコン・温度感知 |
| 可視光線 | 380〜780nm | 目に見える光 |
| 紫外線 | 短い | 殺菌・日焼け・蛍光 |
| X線・ガンマ線 | 最も短い | 医療・放射線治療 |
光の試験対策まとめ
実験の確認:凸レンズの実験では物体・レンズ・スクリーンを光軸上に並べる。焦点距離の2倍の位置に物体を置くと等倍の実像。作図のポイント:①光軸に平行な光は焦点を通る、②レンズの中心を通る光は曲がらない、③焦点を通った光は光軸に平行になる。この3本の光線の交点が像の位置。虚像(虫眼鏡)は光線の延長線の交点。潜望鏡・万華鏡・カメラ・望遠鏡・顕微鏡はすべて光の反射・屈折・レンズの原理を利用したもの。光の三原色(赤・緑・青)は混ぜると白になる。色の三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)は混ぜると黒になる。
光の実験と観察のポイント
反射の実験:鏡を使い入射角と反射角が等しいことを分度器で確認。水槽で光の屈折を観察する実験も頻出。屈折角の大小:水から空気へ出るとき屈折角が大きくなる(界面から遠ざかる方向へ曲がる)。光の速さと音の速さの比較問題:光は音の約88万倍速い。「1秒で光は地球を約7.5周」。色の実験:プリズムに白色光を当てると虹色に分かれる(分散)。波長の短い紫が最も屈折しやすく、赤が最も屈折しにくい。これが虹の色の並びの理由。