理科解説
力と運動(速度・加速度・作用反作用)のしくみ|理科クイズ対策
力の種類
| 力の種類 | 説明 |
|---|---|
| 重力(じゅうりょく) | 地球が物を引き付ける力(中心に向かう) |
| 弾性力(だんせいりょく) | 変形した物が元に戻ろうとする力(バネなど) |
| 摩擦力(まさつりょく) | 物の動きを妨げる力 |
| 浮力(ふりょく) | 液体中の物体を上向きに押す力 |
| 垂直抗力(すいちょくこうりょく) | 面が物体を垂直に押し返す力 |
重さと質量の違い
- 質量:物体そのものの量(kg・g)。場所によって変わらない
- 重さ(重力):重力の大きさ(N・ニュートン)。月では地球の約1/6
✅ 重力の計算
重力(N)=質量(kg)×9.8(m/s²)
例:1kgの物体にかかる重力=約9.8N(約10Nで計算することも多い)
重力(N)=質量(kg)×9.8(m/s²)
例:1kgの物体にかかる重力=約9.8N(約10Nで計算することも多い)
ニュートンの3法則
- 慣性の法則(第1法則):力が加わらない限り静止または等速直線運動を続ける
- 運動の法則(第2法則):力=質量×加速度(F=ma)
- 作用・反作用の法則(第3法則):AがBに力を加えると、BはAに同じ大きさで逆向きの力を加える
⚠ 力のつり合いと作用・反作用の違い
「2力のつり合い」は同じ物体に働く2つの力。「作用・反作用」は異なる物体間の力。混同しやすい頻出問題。
「2力のつり合い」は同じ物体に働く2つの力。「作用・反作用」は異なる物体間の力。混同しやすい頻出問題。
力の種類と単位
| 力の種類 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 重力 | 地球が物体を引く力 | 100gの物体に約1N |
| 弾性力 | 変形したものが元に戻ろうとする力 | バネ・ゴム |
| 摩擦力 | 物体の動きを妨げる力 | ブレーキ |
| 浮力 | 液体が物体を押し上げる力 | 水中の物体 |
| 磁力 | 磁石が引きつける・反発する力 | N極とS極 |
力の単位はニュートン(N)。1Nは約100gの物体にかかる重力。バネばかりで力の大きさを測る。
浮力の計算
浮力 = 物体が押しのけた液体の重さ(アルキメデスの原理)。水中では水の密度(1g/cm³)を使う。
- 体積200cm³の物体が水中にある→浮力=200g分=約2N
- 物体が水に浮く条件:物体の密度 < 液体の密度(1g/cm³)
- 氷は密度0.9g/cm³なので水に浮く(体積の約9割が水中に沈む)
✅ 頻出
水中での見かけの重さ=空気中の重さ − 浮力。バネばかりの値が小さくなるのはこのため。
水中での見かけの重さ=空気中の重さ − 浮力。バネばかりの値が小さくなるのはこのため。
慣性と作用・反作用
- 慣性の法則:外から力が加わらない限り、静止している物体は静止し続け、動いている物体は等速直線運動を続ける
- 作用・反作用の法則:AがBに力を加えると、BはAに同じ大きさの逆向きの力を加える
- 例:ロケットは後方にガスを噴射する(作用)→前方に進む力(反作用)が生まれる
ばねの法則(フックの法則)と圧力
フックの法則:ばねの伸びは加わる力に比例する(弾性限界内)。比例定数をばね定数(k)という。
例:1Nで3cm伸びるばねに3Nの力をかけると9cm伸びる。
- 圧力(Pa)=力(N)÷面積(m²)。単位はパスカル(Pa)
- 例:10Nの力を0.1m²の面積にかける→圧力=10÷0.1=100Pa
- 大気圧:約1013hPa=1013×100Pa。高い山ほど気圧は低くなる
- 水圧:水深が深いほど圧力が大きくなる(全方向からかかる)
力の試験対策まとめ
力の合成と分解:2つの力を1つにまとめる(合成)、1つの力を2つに分ける(分解)。平行四辺形の法則を使う。力のつり合い:2つの力がつり合う条件は①大きさが等しい、②向きが逆、③同一直線上。作用・反作用と力のつり合いの違い:つり合いは同じ物体に働く2力、作用・反作用は異なる物体間で働く2力。よく出る計算:斜面上の物体に働く重力の分力(斜面に平行な分力=mgsinθ、垂直な分力=mgcosθ)。滑車の問題では動滑車1つで力が半分になるが、引く距離が2倍になる(仕事は一定)。