算数解説
確率の基本と計算方法(組み合わせ・場合の数)|算数クイズ対策
確率とは
確率とは、あることが起こる可能性の高さを0から1の数で表したものです。
✅ 確率の公式
確率=(求める場合の数)÷(全体の場合の数)
例:コインを投げて表が出る確率=1÷2=1/2
確率=(求める場合の数)÷(全体の場合の数)
例:コインを投げて表が出る確率=1÷2=1/2
場合の数の数え方
樹形図(じゅけいず)を使う
コインを2回投げる場合の全パターンを枝分かれで書く方法。
1回目:表(H)・裏(T) → 2回目:HH、HT、TH、TT
全部で4通り
積の法則
事柄Aが3通り・事柄Bが4通りのとき、AとB両方の場合は3×4=12通り
サイコロの確率
サイコロを1回振るとき、出る目は1〜6の6通り。
- 3の目が出る確率=1/6
- 偶数の目が出る確率=3/6=1/2(2・4・6の3通り)
- 6以下の目が出る確率=6/6=1(必ず起こる)
- 7の目が出る確率=0/6=0(絶対に起こらない)
✅ 確率の範囲
確率は0以上1以下。0は「絶対起こらない」、1は「必ず起こる」。
確率は0以上1以下。0は「絶対起こらない」、1は「必ず起こる」。
大小2つのサイコロを投げる場合
大のサイコロが6通り×小のサイコロが6通り=全部で36通り。
- 2つとも同じ目が出る場合:(1,1)(2,2)(3,3)(4,4)(5,5)(6,6)の6通り → 確率=6/36=1/6
- 2つの目の合計が7になる場合:(1,6)(2,5)(3,4)(4,3)(5,2)(6,1)の6通り → 確率=6/36=1/6
⚠ 同じ確率でも組み合わせが違う
「合計が2になる確率」は(1,1)の1通りで1/36。「合計が7になる確率」は6通りで6/36。同じ数でも確率が違う。
「合計が2になる確率」は(1,1)の1通りで1/36。「合計が7になる確率」は6通りで6/36。同じ数でも確率が違う。
場合の数の数え方
樹形図(じゅけいず)を書くと全ての場合を漏れなく数えられる。
| 公式 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| 積の法則 | それぞれの場合の数を掛ける | コイン2枚:2×2=4通り |
| 和の法則 | 互いに排他的な場合の数を足す | サイコロで1か6→2通り |
| 順列nPr | n個からr個を選んで並べる | 5P2=5×4=20通り |
| 組み合わせnCr | n個からr個を選ぶ(順不同) | 5C2=10通り |
確率の基本
確率 = 求める事象の数 ÷ 全事象の数
- 確率は0以上1以下。必ず起こることは1、絶対に起きないことは0
- 余事象の確率:1−(起きない確率)を使うと計算が楽になることがある
- 例:コイン3枚で少なくとも1枚が表 = 1−全部裏(1/8)=7/8
✅ 独立な事象の積
2つの事象AとBが独立(一方が他方に影響しない)なとき、P(AかつB)=P(A)×P(B)。コインを投げる・サイコロを振るなどは独立。
2つの事象AとBが独立(一方が他方に影響しない)なとき、P(AかつB)=P(A)×P(B)。コインを投げる・サイコロを振るなどは独立。
よく出る確率の問題
サイコロを1回振るとき:
- 偶数が出る確率:3/6=1/2
- 3以上が出る確率:4/6=2/3
- 2回振って合計7になる確率:(1,6)(2,5)(3,4)(4,3)(5,2)(6,1)の6通り÷36=1/6
反復試行と確率の計算
同じ試行を繰り返すとき(反復試行)の確率:
例:コインを5回投げて表がちょうど3回出る確率
- 5回中3回を選ぶ組み合わせ:5C3=10通り
- 各場合の確率:(1/2)³×(1/2)²=1/32
- 答え:10×1/32=10/32=5/16
期待値:全結果の(値×確率)の合計。例:サイコロ1回で出る目の期待値=1×1/6+2×1/6+…+6×1/6=21/6=3.5。ゲームや統計で重要な概念。
確率の試験対策まとめ
確率の問題を解く手順:①全事象を列挙(樹形図・表・計算)→②求める事象を数える→③確率を計算。よく使う戦略:余事象(1から求めない確率を引く)は「少なくとも1つ」「全員が〜でない」などの問題に有効。条件付き確率:「ある条件のもとで〜が起きる確率」。例:1〜6のうち偶数が出たとき、4以上の確率=(4と6の2通り)÷(2,4,6の3通り)=2/3。独立と従属:コインを投げることは独立(各回の結果が互いに影響しない)。袋から球を「戻さずに」引く場合は従属(1回目の結果が2回目に影響)。問題文の「戻す・戻さない」の確認が重要。