方程式の解き方(一次方程式・文章題)|算数クイズ対策
方程式の基本
方程式とは、xなどの文字を使った等式で、xに特定の値を入れると成立するものです。
A=Bのとき:
・A+C=B+C(両辺に同じ数を加える)
・A-C=B-C(両辺から同じ数を引く)
・A×C=B×C(両辺に同じ数をかける)
・A÷C=B÷C(両辺を同じ数で割る)
移項のルール
等式の一方の辺の項を他方の辺に移すことを移項といいます。移項するときは符号が逆になります。
例題
3x+5=14 を解く
3x=14-5(5を右辺に移項、符号が+から-に変わる)
3x=9 → x=3
文章題の解き方
個数・代金の問題
1個80円のりんごと1個60円のみかんを合わせて10個買い、代金の合計が720円だった。りんごは何個?
りんごをx個とすると、みかんは(10−x)個
80x+60(10−x)=720
80x+600−60x=720 → 20x=120 → x=6個
方程式を解いたら必ず元の問題に代入して確認。「りんご6個・みかん4個」→80×6+60×4=480+240=720円✓
一次方程式の解き方ステップ
方程式を解く基本ステップ:①両辺に同じ操作をして ②文字を左辺に、数字を右辺に集める ③係数で割る。
| 例題 | 解き方 |
|---|---|
| 3x+7=16 | 3x=16−7=9 → x=3 |
| 2x−5=x+3 | 2x−x=3+5 → x=8 |
| 5(x−2)=3x+4 | 5x−10=3x+4 → 2x=14 → x=7 |
文章題を方程式に直すコツ
文章題は「何をxとおくか」を決めてから式を立てる。
- 速さ問題:「距離=速さ×時間」を使う。「出会う」は合計距離、「追いかける」は距離差
- 割合問題:定価をxとすると「定価の20%引き=0.8x円」
- 増減問題:「昨年より30人増えて今年は250人」→ 昨年をxとすると x+30=250
求めたxを元の式に代入して正しいか確かめる。時間がかかっても検算することで得点が安定する。
連立方程式の基本
2つの方程式を同時に解く。加減法と代入法の2種類。
- 加減法:片方の変数の係数をそろえて足し引きして消す
- 代入法:片方をx=…の形にして、もう一方に代入する
例:x+y=5、x−y=1 → 足すと 2x=6 → x=3、y=2
不等式の解き方
不等式は方程式と同じように解くが、**負の数で掛けたり割ったりするとき不等号の向きが逆になる**点が違う。
- 3x > 12 → x > 4(両辺を3で割る)
- −2x < 8 → x > −4(両辺を−2で割るので不等号が逆)
- 連立不等式:2つの不等式を同時に満たすxの範囲を求める
二次方程式:ax²+bx+c=0の解き方には①因数分解、②平方完成、③解の公式(x=(−b±√(b²−4ac))/(2a))の3種類がある。判別式D=b²−4ac > 0なら解が2つ、=0なら重解、<0なら実数解なし。
方程式の試験対策まとめ
文章題でx(未知数)を正しく設定するコツ:「何を求めたいか」をxと置く。「〜の数」「〜の距離」「〜の価格」など。移項のルール:等式の一方の辺にある項を、符号を変えて他方の辺に移すこと(a+b=c → a=c−b)。よくあるミス:移項で符号を変えない、分配法則のかけ漏れ、両辺に同じ操作をしていない。連立方程式の加減法ステップ:①係数をそろえる→②足すか引いて1つの変数を消す→③残った方程式を解く→④もう一方を求める→⑤検算。検算を必ず行う習慣で得点が安定する。