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KEDB(既知エラーデータベース)とは?

「前に見たエラーだ!」を仕組みにする。過去のトラブルと解決策を貯めておく、ITサービス管理の引き出し。

🎬 こんなシーンを想像
ITサポートに「システムにログインできない!」と電話が来た。担当者は焦らずKEDBを検索。3か月前に同じエラーが記録されていた。解決策もそのまま載っている。5分で解決。
…KEDBがなければ一から調べる時間がかかっていた。
🗄️ KEDBに何が入っているか KEDB(既知エラーデータベース) KE-001 ログイン不可 / 原因:認証サーバ負荷超過 回避策:再起動 → 5分待機 / 根本解決:スケールアップ済み KE-002 メール遅延 / 原因:スパムフィルタの誤検知 回避策:フィルタ一時停止 / 根本解決:ルール更新中 KE-003 帳票印刷エラー / 根本解決:調査中 回避策:PDFで代替出力

KEDBのレコード1件に含まれるもの:エラーID/症状/根本原因/回避策/根本解決策(または調査状況)

🔄 インシデント管理・問題管理との関係
① インシデント管理:「今すぐ直す」
ユーザーへの影響を最小化するため、とにかく早く復旧させる。原因究明よりスピード優先。KEDBを参照して既知なら即回避策を適用。
② 問題管理:「根本原因を突き止める」
繰り返すインシデントを分析し、根本原因を特定する。原因が判明した段階でKEDBに登録(既知エラーとして)。
③ KEDB:「次のインシデントへ活かす」
同じエラーが来たとき、担当者が素早く対処できる。解決策が変わったらKEDBを更新して最新に保つ。
⚠️ ひっかけ注意ポイント
「KEDBはインシデント管理が作る」は間違い
KEDBは問題管理プロセスが作成・維持管理する。インシデント管理はKEDBを「参照する」側。作るのと使うのを混同しないこと。
「既知エラー=解決済みのエラー」は間違い
既知エラーとは「根本原因が判明しているエラー」のこと。根本解決が終わっていなくても、原因が分かった時点でKEDBに登録される。
CMDBとの混同に注意
CMDB(構成管理データベース)はITインフラの構成情報を管理するDB。KEDBはエラーと解決策を管理するDB。目的がまったく違う。
判断のコツ
「過去のエラーと解決策の蓄積」「問題管理」「再発防止」→ KEDB。「CI(構成アイテム)の管理」→ CMDB
🧠 覚え方(無理やりゴロ)
「ケーイーディービー=敵(エラー)の手配書DB」
K=Known(既知) / E=Error(エラー) / DB=Database

「見たことあるぞ、手配書を見ろ!」
問題管理が手配書を作る → インシデント管理が見て即対処!
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